Ascend Mate7とSH006との2台持ちになったためのBluetooth対策

現在、連絡手段としてスマートフォン(Ascend Mate7)と携帯電話(au SH006)との2台持ちになっているわけですが、ここで困った点がいくつかありました。

移動中の音楽、音声環境です。
以前HTL21のときはBluetoothのヘッドセットかオーディオレシーバーを使っていました。
実際に徒歩での移動中は
LBT-PAR500AV
http://www2.elecom.co.jp/avd/cellphone/headphone/lbt-par500av/

RS Earphone #02 Black
http://www.micro-solution.com/pd/audio/rsep02.html
を使用でほどほどの音質と外部からの音に気をつけながら歩いていました。
また、着信時はそのまま通話できるのもメリットです。
なお、このレシーバーは結構スマートフォンからの通話の際も問題無く使えています。
また、安いヘッドセットだと腕など体が遮ると音が切れたりしますが、これはまったくそういうことがありません。

ただ、2台もちになって現在のところ
通話     SH006
音楽再生環境 Ascend Mate7
になって、どちらかを選ばないといけなくなりました。
時間比率から言えば音楽再生がメインなのでLBT-PAR500AVを使用すれば良いのですが、電話の取りこぼしが発生するようになり、マルチポイント対応のBluetoothが必要になりました。
実は車では
LBT-AVWAR700
http://www2.elecom.co.jp/avd/headphone/lbt-avwar700/
をAscend Mate7に使用して音楽を再生し、
SH006では
Plantronics M70
http://www.plantronics.com/jp/product/m70
を使用しています。
このPlantronics M70はマルチポイントに対応してます。

LBT-AVWAR700は最初の接続性はいまいちですが、つながると安定して音楽が試聴できます。ノイズもほとんど気になりません。
また、Plantronics M70はヘッドセットとしてはこの価格帯では自分の使用感としては凄くよく、相手の声も良く聞こえますし、こちらの声も問題無く送信出来ているようです。
あと、スイッチの操作性もよくバッテリーの持ちも良いです。
起動時に使用可能時間を声で教えてくれるのも使い勝手が良いです。

そのPlantronics M70ですが、マルチポイントに対応します。
Bluetoothにて複数台の機器を使う場合、マルチペアリングとマルチポイントという規格が出てきます。
マルチペアリングはたとえばBluetoothヘッドセットのような機器を中心に複数台(8台ぐらいが多い?)に登録でき登録した情報はBluetooth機器に保存されます。
ただ、同時使用できるのは1台のみでAscend Mate7かSH006を選ばなければいけない分けです。
マルチポイントは複数台(基本的には2台)の機器と同時につなぐことが出来ます。
通常 通話x2か通話x1+音楽x1のどちらかの機器があるようです。
要するに2つのプロファイルの接続が可能なわけです。
Plantronics M70は通話x1音楽x1に対応しています。
ということでAscend Mate7に音楽をSH006に通話を割り当てて試して見ました。
たしかにこの使い方で目的は達成出来るのですが、通話は良いのですが、音楽再生の方で問題が・・・
まず、片耳のヘッドセットなので当然音楽は片方からしか聞こえません。
まあ、それだけならば安全性を考えると良いのですが、このヘッドセットは音楽を聴いていると耳が痛くなってきます。音が堅いと言うのでしょうか?
とても長時間歩きながら音楽を聴けません。
そしていろいろと調べてみるとレシーバでマルチポイント対応のものもありました。
とりあえず金額と機能のバランスをみてこちらを試して見ました。
LBT-MPAR120
http://www.logitec.co.jp/products/bluetooth/lbtar120/
こちらは手持ちのイヤホン、ヘッドフォンが使えるタイプのオーディオレシーバーです。
クリップの開け閉めのところに電源ボタン(通話ボタンやペアリングボタンも兼ねる)があるとか肉体で妨げると音が切れやすいとか全く問題が無いわけでは無いですが、音質がそこそこで耳が痛くなることがないです。これはRS Earphone #02のおかげもあるとは思いますが。
充電がヘッドフォンジャックとUSBの変則ケーブルなのと、使用者のレビューをみると1年もするとバッテリーがへたるとか言う話もありますが、1,500円しなかったのでまあその辺は金額とのトレードオフですね。

使用のこつですが、まず、両機ともペアリング接続設定はしておきます。一度両方とも切断してAscend Mate7に先につなぎます。
bluetoothの設定からLBT-AR120の詳細をみるとプロファイルの選択画面が出てきます。

プロファイル選択画面
型番はLBT-MPARA120ですが、
表示はLBT-AR120になってます。
MPはマルチポイント?
今回の場合はAscend Mate7で音楽を聴くので電話の音声はoffにしてメディアの音声はonのままにします。
そしてSH006で接続するとHFPのみのプロファイルでつながります。
これで音楽を聴いていてもSH006に着信があればレシーバボタンの操作で着信可能になります。

マルチポイントのものはsony製が圧倒的におおく、あとはオーディオテクニカなどがありますが、自分が欲しいと思えるものが今のところありませんでした。高いですしね。

ちなみに今使っているLBT-PAR500AVの方が長時間使えますし、音質もよいです。これがマルチポイントに対応していれば・・・今後に期待です。

ちなみに公式のFAQ(PDF版20151.27現在)によるとAscend Mate7のBluetoothのProfileは
A2DP/AVRCP/GAVDP/GOEP/HFP/HSP/HID/MAP/OPP/PBAP/PAN/SDAP/SPP/AVCTP/AVDTP/BNEP/OBEX/RFCOMM
に対応しているそうです。
Bluetoothテザリングの親機にもなるので結構Bluetooth環境には力を入れているのではないでしょうか?

しばらくは徒歩はこの環境にします。車は同じままかもしくはLBT-AVWAR700をLBT-PAR500AVに変更するかもしれません。LBT-PAR500AVは通話に対応しています。設置位置によってはハンズフリーフォン化できるかもしれないとおもっています。
また試してはいないのですが、050plusでもし使えれば助かります。ただ、050plusなどのIP電話はヘッドセットと相性が悪いという話も聞くのでこの辺は要チェックですね。

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